トロントのシェアバイクが快適すぎるから使い方わかりやすく教えるわ
今回の記事はですね、トロントのバイクシェアが本当便利なのでその使い方について実際の画像を使いながら説明しようというものです。
僕のフォロワーさんはもうトロントに住んで1年とか経ってる人も結構いるので今さらこんな記事を出すのも正直恥ずかしいです。が、これからカナダに来る、トロントに着いたばっかりで右も左もわからない。そんな人たちのお役に立てたらなあと思って今回はやっていきます。
1シェアバイクって?
まず始めに。トロント、日本とは全然違ってバイクシェアめちゃくちゃ盛んです。言葉の通り自転車をお金を払って一時的に借りれるのがバイクシェアです。空気入れみたいな管理が必要ないので気楽に使えます。ダウンタウンだと体感50~100メートルおきにバイクシェアのステーションあります。
バイクシェアに登録するとこの中から好きな自転車を借りれます。返すのも、借りたステーションとは別の現在地から一番近いステーションで大丈夫です。
2どんなプランがあるの?それぞれのメリットは?
では次にどんなプランで借りられるのかをみていきましょう。
① 1回きりの30分以内で$3.25
② 1日使い放題で$7(ただし30分おきに自転車は交換必要)
③ 3日間使い放題で$15(30分おきに自転車は交換しよう)
④ 1年間使い放題で$99(1台につき使える時間はやはり30分まで)
ちなみにどのプランでも30分過ぎると追加料金の$4が30分おきに発生します。僕が初めてこのサービスを利用したときに1日使い放題のプランを使ったのですが、24HOURという言葉に騙されて3時間一つの自転車を使って遠くのめっちゃ景色のいいところまでサイクリングしたのはいい思い出です(血涙
3時間乗るにしても、30分おきに必ず他の自転車に乗り換えしましょう。
さて、どのプランを使えばいいのって話になると思うのでそれぞれ用途別に解説します。
たまに友達と一緒にどこか行くときに友達に合わせて使わざるを得ない。そんな人が一回30分きりの①のプランは使ってるイメージです。トロントのバイクシェアをお試しで使ってみたい方には時間が短すぎるのでおすすめできません。
トロントのバイクシェアがどんな感じか知りたい方は1日使い放題の②。1日使い放題だとその便利さが理解できるかと思います。トロント初心者には②のプランで一回使ってみることをおすすめします。
③のプランは短期でトロントに旅行に来た方向けです。短い滞在期間中の移動手段としてとても便利です。
④の年間プランを僕は使ってます。2キロくらいの距離をダウンタウン内で移動をしたいときにいちいち地下鉄に乗るのって本当面倒なんですよね。地下鉄って階段の登り下りとか待ち時間とかあるので。地下鉄のみでのダウンタウン内の移動は無理がありますし、バスやストリートカーも待たないといけない上に自転車以下の亀みたいな速度での運行なので使い勝手が悪いです。そんなこんなで僕にとってのトロントのバイクシェアは主要な交通手段なのです。
トロントのダウンタウンでは自転車のステーションが本当に腐るほどそこら中にあります。だから実質このサービスに入会すると出発地点から目的地までほぼ歩かずに自転車だけで移動できます。本当便利です。
料金も年間費で$99です。これだけ交通手段として活躍してるのに1ヶ月の電車代より安いなんて信じられません。マジでこれおすすめです。
3実際の使い方は?
さてさて導入が長くなりましたが実際の使い方のほうにいきましょう。
まずサービスを利用するためにはこのサイトから専門のアプリを事前にスマホにダウンロードしましょう。持ってなくてもバイクシェアステーション行けばアプリインストールのためのQRコードが載ってるのでそこからインストールできます。
インストールできたらPBSCのアプリからmap を開いて最寄りのバイクステーションを探します。
こんなにたくさんステーションがあったら見つけるのも簡単ですね(^^)
ちなみに雫みたいな形してるこのマークが白一色になってたら現在ステーション内で使える自転車が一つも無いことを意味するので気を付けましょう。
また緑一色のマークもみられますが、これはすでにステーション内でのバイクが満タンなことを意味します。借りるときはいいのですが、返すときに自転車を戻せる場所が無くて困ったりするので注意です。
何事も極端は良くないですね( *´艸`)
さてじゃあ地図をみて無事ステーションに着きましたと。そしたら今度は自分の利用したいプランを選びます。先ほども前述しましたが初心者の方は24時間プランがおすすめです。そうすると支払いの手続きとかあるのでクレカの情報などを入力しましょう。
さてこれらの手続きが終わったらいよいよ自転車選びです。サドルのネジが極端に緩いとかキツいとかそういうタイプの自転車を選ばなければ大丈夫です。適当に良さそうなのを見つけたらアプリ内のTripを選択してUnlockボタンを押します。
そうするとQRの読み取り画面がアプリ内で出てくるので自転車についてるQRコードにカメラをかざします。
画像の左奥に見える信号みたいなランプが緑に光ったらロックが解除されて無事使えます。ウィーンっていう音もなります。そしたら力を込めて自転車を引き寄せましょう(意外とパワー要ります😂)
さあ30分の自由な旅にレッツゴー。
経過時間はこの画面でいつでも確認できます。
ただし30分経ってもアプリから通知が来たりするわけではないので常に確認するのをおすすめします。
時間制限が30分までなので20分くらい経ったら自転車を戻せるステーションを地図で確認しておきましょう。
ちなみにトロントでは自転車も車とほとんど同じ交通ルールに従います。日本でもそうではあるんですが、日本だと車道が狭かったりすると暗黙の了解みたいな感じで自転車が歩道に乗っかる光景も度々見かけます。しかしトロントでは本当にそのような光景を見ません。おそらく自転車の走行車線がしっかりと整備されている道路が多いからだと思います。あらゆる点で日本よりも自転車にフレンドリーな社会だなと思います。
4返却方法は?
さて、今度は返し方について。
本当にバイクシャアのステーションならどこに返しても構いません。ただし、返すときは鞘めがけて思いっきりぶち込みましょう。弱い力だと普通に失敗します。自分で失敗したのに気づかないとずっと延長料金を取られてしまうので注意です。画像真ん中にみえる緑のランプが点滅したらオッケーです。無事返却できてます。ウィーンっていう音もなります。
不安だったらアプリのtripのところを見てみましょう。
このような画面に戻ってると思います。もし戻ってなかったらアプリを再起動してもう一回試してみてください。
そんなこんなで無事返せたら自転車の旅はおしまい。もっと遠くに行きたい方はまた他の自転車をバイクステーションでアンロックして続けましょう。
5まとめ
以上がバイクシェアの使い方講座でした。最後に一つだけデメリットをお話します。それはトロントの冬には自転車はまともに機能しません。第1に寒い中風を切って自転車を運転するなんて想像しただけで震えますし、そもそも雪が降るので路面が凍ってます。ブレーキがちゃんと効くかも怪しいレベルです。そんなこんなで12月~2月のシーズンの自転車の使用は考えものです。
しかしそれ以外の面では本当に便利なのは間違いありません。自分的には生活必需品レベルです。トロントに1年しか滞在しない僕にとって、わざわざ自転車を買うのは面倒ですし、自転車もしっかりと管理されているので本当に快適です。
ここまで読んでくれた方、まずはお試しいかかでしょうか。