【カナダ留学】英語力ゼロでクビまで秒読みなんだけど大丈夫そ???
えー、今回はですね、誠に恥ずかしい話なのですがバイト先でクビにされそうなのでその経緯について赤裸々に暴露していきたいと思います。いやー本当に恥ずかしいw
僕の経験を反面教師にしてまあみんな頑張ってください。
俺がお前らに社会の厳しさを教えてやるよ(血涙)
ではでは
1なんのバイトをやってたの?時給は?
はい、まずはここから始めていきたいと思います。僕がやってたバイトは焼き肉屋です。名前はGyubee Japanese Grill というところです。いわゆるジャパレスです。ただマネージャーさんが中国人で、従業員もベトナム人が多かったです。日本人も僕だけでした。従業員の9割はアジア人という感じなので、金髪青目の外国人に囲まれてキラキラのカナダライフ!みたいなのとはかけ離れてます。
まあアジア人ってよくも悪くも外国人っていう感じはしません。本当に日本人といってもあまり違和感のない人が多いです。安心感はあります。
で、時給は$15。オンタリオ州の最低賃金は今現在$14.25。ただ来年には最低賃金が$15に上がるようなので、僕のバイト先は最低賃金に近い方なのかなと思います。
2語学力はどれくらい???
まずはTOEICの点数。日本にいたときに最後に受けたときは820点。なんかまあまあ英語力ありそうな感じですね。では次にTOEFLの点数。こっちは67点。あれっ、ちょっと低い???
参考程度にTOEICとTOEFLの換算表貼っておきます。この表によるとTOEICを800点くらいとれてればTOEFLでも80点以上はとれるようです。
しかし僕のTOEFLは67点。
なぜこのような乖離が生まれるのかを説明していきます。そもそもTOEICはリスニングとリーディング力を計る試験です。つまりスピーキングとライティングは計ってない2技能の試験なのです。そのためテスト勉強を少しやれば英語ができなくてもある程度のスコアはとれます。特にTOEICは出る分野や頻出単語に偏りがあるため特化で勉強すれば、実際の英語力とは無関係に簡単に高スコアが取れてしまうテストなのです。
対するTOEFLはスピーキングのテストがまずあります。またリーディングで扱う分野も幅広いです。リスニングもTOEICに比べて一問あたりの時間が長く集中力が要ります。さらにライティングもあります…
まあ要するにTOEFLの方が総合的な英語力がそのまんま反映されるテストってことですね。
僕の英語力はTOEFL67点くらいでした。
3バイトを始めてからクビ秒読みになるまで
はいやっと本題です。こうなるまでの経緯をお話していきます。
まず僕は9月に渡航しましたが授業がずっとオンラインでせっかくカナダにきたのに人との関りが希薄だなと感じてました。そのためバイトはカナダ来てからすぐに勢いで始めました。9月中にはすでにいまのバイト先で働いてました。選ぶ基準は、英語力が弱くても採ってくれそうな場所にひたすらレジュメ配る。当然ジャパレスなら自分が日本人であること自体に多少の価値が加わるので配ります。もちろんローカル(現地のレストラン)にも憧れはありましたが、いきなりそこでやっていくほどの自信は正直なかったです。
そんな中今のバイト先に出会いました。
レジュメを渡すとその場で中国人のマネージャーさんが出てきて「あ、じゃあ明後日Trial(使用期間的とか体験的なやつ)に来てくれる?」といわれてすぐに採用が決まりました。
はい、採用。人生イージー過ぎて申し訳ないンゴwwwwww
面接みたいなのもほとんどなく決まりました。
で、2日後のTrialに行くとその場で今後の業務連絡先やユニフォームをもらいました。英語のメニューを覚えられないなどの苦労もあり、最初の出勤は本当に混乱しましたしミスもたくさんしました。
ちなみに僕の仕事はRunnerといって雑用です。お客さんに肉を運ぶのが主な仕事です。注文をとるサーバーさんはまた別にいます。またキッチンの業務とも違いました。
とりあえずここでは肉を運びつつその他雑用をやってる人って思ってくれてれば大丈夫です。
飲食店なのでとにかく忙しいです。そのためミスをしないように考えながらやってると常にクイッククイック、とかDo it fasterとか文句言われます。そして急いでやるとミスします。そうするとAccuracy is the most important thing とか言われます。いや知ってるわ。なら急かすなや。
まあそんなこんなでも一ヵ月くらいやってると基本的な仕事の流れは覚えてきます。そんなあるとき中国人のマネージャーさんに呼び出されます。
いってみたらどうやらマネージャーさんは2点不満を持ってました。
1点目はシフトの数。せっかくカナダに来たのにバイト漬けになったら日本にいるのと同じじゃん、って思って僕はバイトを週2までにしてました。それが嫌だったらしい。もっと入れと。普通に授業と課題も毎日あったのでぶっちゃけ週3以上はきついです。バイトのせいで授業がおろそかになったら本末転倒です。
一年しかない貴重な時間をバイトごときに吸われてたまるかよwと思いながら表面では謝る。
2点目は仕事の遅さ。シフトに入らない分、上達が遅いとのこと。知らんがな。なら給料上げろや。最低賃金で雇ってるてめーの責任。雑魚雇いたくなかったら条件良くしていい人材揃えろや。俺みたいな無能雇うリスク込みでのこの時給だろ😠
そんなことを内心思いながら全力で謝る。
バイトで最低賃金で働いている限り、仕事は最低限のことをしつつ適度に休む。これが僕のセオリーです。無理して早いスピードで動いて2人分の仕事をする気にはなりません。
まあ僕もなかなかのクズなのは認めます(^^)
で、その場を乗り切る。
さらに一ヵ月経つとかなり仕事にも慣れてきます。そこで思ったのが、もっとお客さんと会話がしたい、ということ。レストランサービス英会話という本を読んでからいろいろな表現を暗記したのでそれを活かしたいと思いました。サーバーさんに憧れてましたが、採用ルートが別なので今の感じだとこの職場でカナダ滞在中に実現するのは無理だなというのもわかります。
幸い僕の仕事は肉を運ぶのでお客さんとの関りがすこしはあります。肉を渡すときに追加の注文を僕に言ってくるお客さんもよくいます。そういうときはSorry, I will find your server と言ってサーバーさんを呼んで僕らは対応しないのがマニュアルでした。
でもそれってなんだかお客さんを無視してるみたいで感じ悪ぃな。せっかくお客さんが注文してくれてるのに。それにお客さんからみたら誰がサーバーさんで誰がそうではないのかとかわからないし。ユニフォーム着てる限りここの従業員なんだから、お客さんの要望にはできる限り応えよう(^^♪
そう思った僕はそれからお客さんに呼び止められたらできる限り接客をして、受けた注文をサーバーさんに伝言するようにしました。また食器を下げるのも自分の業務ではありませんでしたが、肉を運ぶついでにそのテーブルの食器は下げるようにしました。食器を下げないのは悪い接客だと聞いたこともあったので。
そのスタイルでしばらくやってたある日、また中国人のマネージャーに呼びだされる。
主に2点
1点目はもっと仕事を早くしろとのこと。肉を運ぶペースが他の人に比べて遅いとのこと。肉運びながら食器さげたり注文受けたりしてたせいで本来の業務が遅くなっていたのです。
2点目は他の人の業務には手を出すなとのこと。まあミスも出たりしてたのでしょうがないかな。ただここの職場は日本でやってたバイトに比べて分業制がとても強いです。締めの作業も一人一人別々の業務があり、帰るタイミングも自分の割り当ての分が終わったらって感じでバラバラです。誰かを手伝うみたいな雰囲気はあまりありません。本当に個人の分業制が徹底されてます。
そんなこんなで最近はずっとマネージャーさんに監視されながら仕事してます。細かいことにも前より頻繁に口出しされます。風当り強いのでそろそろクビでもいいんだけどなーと思いながら僕もやってます。以上。
4おわりに
この件に関して思うのが、なにかやらかしたときに英語力が無いと相手に言われっぱなしになるということ。真面目に仕事をやってれば正直飲食のバイトに語学力はそこまで重要じゃないというか、英語を話せなくても業務自体は全然回ります。
しかし僕のような人間には英語力は必要です!w
ここでいう英語力はスピーキング力です。そして日常会話レベルだとまだ厳しめです。言い合いになって相手が興奮してても自分の言葉で説得できるレベルがあるとだいぶいいんですけどね。よく考えたら日本語でもそれってかなり難しいことですが。
結局どこに住んでてもバイト先での悩みの種は大差ないですね。
ちなみに自分から辞める可能性はあるかと言われたらそれはゼロです。こんな僕ですが、苦労や理不尽を乗り越えた先にはいい景色が待ってるというのは今までの人生で、部活や浪人経験を通してわかってきたつもりです。未だに辛い浪人を乗り越えた後の志望校の合格発表の日のことは鮮明に覚えてます。嬉しくて泣くことなんて世の中の人みんなが経験できるものではないと思います。
あと逃げ癖は絶対につけたくないので。
だからクビと言われるまではどんなに理不尽でも続けます。
クビって言ってくれるのが1番楽なんだけどねwww
ではでは